キングコング髑髏島の巨神(ネタバレ大アリ)
観ましたキングコング髑髏島の巨神
サミュエルLジャクソンを観るつもりで行ったもののまあ完全にヤられてしまった
過去のキングコング観てなくてもあり得ん楽しめるし、これを観ると05年版のキングコングの凄さを再確認できるかなと思います
今作を撮った監督聞いた話によると、劇場用の長編映画は2作目で1作目は超低予算のインディーズ映画らしくそこにまず驚いてしまった、ダイヤの原石
今作の時代設定は73年、ベトナム戦争の終結時なのですが、このベトナム戦争からの撤退時アメリカの不敗神話、アメリカ最強という伝説の崩壊した背景を併せて考えると戦いの中でしか生きられない大佐(サミュエルLジャクソン)率いる1部隊の(キングコングに対する)執拗にこだわる流れに納得でき凄く気持ちよく飲み込めた
そして今作の1.2位を争う見せ場の1つとして物語の前半、夕暮れ色に染まる空、アメリカ軍の編隊を組んだ十数機、そしてその先にそびえ立つキングコング、このショットが『地獄の黙示録』を連想させかなり興奮してしまいもうがっつりと引き込まれてしまった
現地に着いた部隊が(制限時間内に)(特定の改修地点に)(サバイバルと戦闘をこなして向かう)という大まかな流れ等はプレデターを連想させる(意図があったかわからない)
そうなると軍人のキャラもそれに見えてきたし意識はしてたはず
最後のサシの勝負を挑むヤツとか露骨に…笑
連想させられたシーンといえばもう1つ食人族のオマージュも食人とは別の形で(丸々オマージュすると多分各方面から規制やらされるので)していたのかなと、気のせいかもしれないしオタクの生き過ぎた妄想かもしれない、僕はそう感じた
そして最大の見せ場という見せ場のキングコングvs異形のモノ(エヴァの最初の使徒に似ている)の戦闘シーン、圧巻でした
めちゃくちゃ楽しい、ただただ息を飲んで観てました
そしてエンドロール後の三分程度のおまけ
marvelとdcの実は同じ世界線で時々クロスオーバー、、、に乗っかったような描写がありレジェンダリーピクチャーズの次作が気になるところですね
何が描写されてたかはまあ首3つの竜とか、大きい蛾とか、シン〇〇〇とか
文句というかあまり気に入らなかった点を無理やりあげるなら「それいるか???」という粋でもない小っ恥ずかしいジョーク等々がありますが間違いなく観て損はない一作だと思います